メルボルンでバリスタになる道 【三つの要素編】
バリスタになる大事な三つの要素。
1 日常会話程度の英語力 2 珈琲スキル 3 バリスタになりたい熱意
上記の三つは、言わずとも想像できるような必要条件だと思います。その三つの要素を詳しく解説していきます。
1 日常会話程度の英語力

筆者の元職場、CBDにあるカフェ、”LB2”
オーストラリアでバリスタとして働くという事は、お客さんと会話をし、接客をする状況も出てくるので、最低でも日常会話程度の英語力が必要になってきます。オーナーや、お客さんの言ってる事が理解でき、意思疎通できることは不可欠です。
もし、現段階で英語に自信がないようであれば、事前に語学学校に行くことをオススメします。筆者が利用したのは、マンツーマンのフィリピン留学です。授業料、一日三食の食事、寮が全て込みで費用はたったの月13万円代でした。
オーストラリアでの語学学校は特に費用がかかり、授業効率もフィリピン留学に比べると悪いです。なので私は個人的にあまりオススメしませんが、人によって何を重視するかはそれぞれなので、個人の自由ですね。少しでも何かの参考になったらと思います。
2 珈琲スキル

筆者の職場、”Journeyman”
経験がゼロでバリスタを目指している方から、日本でバリスタの経験があってメルボルンにこられた方、色々なパターンがあると思います。
日本でのバリスタの経験は、仕事を探す上で、もちろん大きなプラス要素になります。ただ、メルボルンのコーヒーは日本と違うレシピのものが多いので、メルボルンのコーヒーを知ることが仕事を掴む近道になると思います。
経験がゼロの方は、コーヒースクールに通う。もしくはカフェやレストランで他のポジションで初めのうちは働いて、オーナーに認められてからコーヒーを習う機会をもらうというのも一つの道です。筆者は、後者でした。(筆者がバリスタの仕事を掴んだ経緯は後日アップする予定です。)
コーヒースクールは一ヶ月以上の長期で行っている学校から、短期の数日コース、一日のみの体験クラスなんてのもあります。バリスタチャンピオンが行なっているクラスもあります。
クラスによって内容も費用も大幅に違うので、じっくり比較した上で判断するのが後々いい結果に繋がるでしょう。
South of Japan Coffee Classで行なっているクラスは、現在二種類です。
自宅マンツーマンクラスと実際のカフェで行う少人数クラスです。どちらのクラスも比較的安価で、回数は自由に個人で決める事ができるので、選択肢が広がります。特にマンツーマンクラスは、筆者が個人的に、一人一人に合った最高のプランを立てています。ご興味がある方はお気軽にご連絡ください。
3 バリスタになりたい熱意

元職場、Kensingtonにあるアットホームなカフェ、”The premises”
これらの要素はなくてはならないポイントです。
もし中途半端な気持ちであれば、いくら英語力があっても、コーヒースキルがあっても、もし仕事が見つかったとしても長続きしません。それはどんな仕事にも共通する事かもしれませんね。バリスタの場合、一日中エスプレッソマシンに立ち続けてコーヒーを作り続けるような繁忙カフェであれば尚更です。
バリスタの仕事は意外と体力仕事です。英語でのコミュニケーションも求められます。一杯いっぱい美味しいコーヒーを淹れることも求められます。
どれだけコーヒーが好きか、バリスタとして働きたいのかが雇われる大きな要素です。
バリスタの仕事を探す上で、自問自答をしてみるのもいいかもしれませんね。
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