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熱意が勝敗を決める!・バリスタ体験談③

INTERVIEW: Momoko Ando

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2017年9月、10月にマンツーマンレッスンを計3回受講したももこさん。10月から見事ローカルカフェのバリスタとして活躍しています!

先日、彼女の働いているカフェ、”EST. 1906”にお邪魔しました。

雰囲気のいいカフェで、暖かく見守ってくれるオージーのオーナーにも恵まれ、精一杯働いていました。メルボルンでも名の知られているAxil coffee roastersの豆を使って、美味しいコーヒーを淹れてくれました。

オーストラリアでの経験もコネも全くない彼女が、なぜこのような立派なカフェでバリスタの仕事を掴む事ができたのか?

彼女にインタビューをしました。彼女の考え方を聞き、私も学ぶ事が沢山ありました。この記事を読む事で、みなさんにも何かしらの発見があると思います。

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Q1. メルボルンに来たきっかけは何ですか?

自分のカフェを開きたい!と思い日本でもカフェで働いていました。カフェを開きたい!という気持ちもある中、英語を使い会話するのが好きだったり、海外のカフェで働きたい。という憧れもあり、これからの人生プランを考えたら今しかないんじゃないか。と思い留学を決めました。メルボルンと決めたのはもちろんカフェの聖地だからです!

Q2. South of Japan Coffee Classでコーヒーを習おうと決めたきっかけは何ですか?


South of Japan Coffee Classを知ったきっかけはInstagramでした。様々なバリスタコースがありどのコースがいいか迷っている時、もうすぐ渡豪というタイミングで#melbournecoffeeで出会えました。

一目惚れのような感覚で、出国前にここだ!と決めました。英語力もない。日本で数年間ラテアート技術の習得に苦戦している私にとって、日本語で教えてもらえる個人レッスンは求めていたコースでした。

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Q3. バリスタになるまでの経緯。

渡豪した時の英語力はPre-intermediate レベルでしたが、1年間という短い貴重な時間なので最初からカフェで働くぞ!と決めていました。
メルボルンに来て3週間目には履歴書を作成してSouth of Japan coffee classの初回レッスンを受けました。それからは必死に履歴書配り。初めは”ここで働きたい!”と思うカフェに配っていましたが、どこからも全く返事はもらえませんでした。現地の方のアドバイス通り5回顔をだしたカフェもあります。

これでは駄目だと思い「1日必ず1アクション!」と決め、疲れていてもインターネットで求人応募したりしました。語学学校と寮まで道のりを区間分けして数日かけて、郵便屋さんのように履歴書を歩き配りながら帰宅していました。もう、断られることに慣れてしまうくらい配り歩きました。
学校の友達には”How is your job hunting going??”と聞かれる日々でした。”l’m still looking for a cafe job!”と何度も答えました。友達にはトライアル受けて落ちたことも全部話していましたが”Keep going!”と何度も励ましてくれました。

そしてやっと決まった初めのトライアル!

コーヒーを何杯か作りました。オーナーに、「これじゃあ駄目ね。」と言われました。「お皿洗いでも!」と数時間お皿洗いをしましたが、同じ日に来ていたトライアルのラテアートの方が圧倒的に上手く、その場で相手の採用が決まりました。”オーストリアは実力社会”と聞いていましたが、「あー。本当に実力社会だな。」と感じた経験でした。

とても悔しかったこと、上手く出来なかったことをMidoriさんに報告して、今回のトライアルできなかった部分が次のレッスンの課題になりました。

ラテアートは感覚がとても大切だということも体感し、レッスンを追加して次のトライアルに望みました。
現地の方にも「できるか自信がなくても、できる振る舞いをしなさい。」とアドバイスを頂いていたのですが、コーヒーを作ることだけで精一杯でした。何種類かコーヒーを作りました。「あなたのミルクは少し温度が高いよ。泡も多い。」 と言われすぐに対応しました。翌日このカフェから採用の連絡を頂きました。「やっと終わった。」という気持ちと同時に「やっとスタートラインに立てた。」という気持ちになりました。

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Q4. コーヒークラスを受けた感想は?


“ローカルカフェでバリスタとして働く!(なるべく早く)”が目標だった私にとって
最短の近道は日本語で教えてもらえる個人レッスンだと思い通いました。

とにかく、わからない事を明確に理解したかった。できないことを出来るようなりたかった。なので、バリスタの先生を独り占めできる個人レッスンは私にとって最適だったと思います。

今日のコーヒーレッスンの目標は何か?レッスンの時間をどう使うか?次は何を作るのか?全部自分で決めていきます。

私はSouth of Japan coffee classの最大の魅力は、

「私が選択した、”自分の為に費やしたお金と時間”を自分の為だけに好きなようにコントロールして使うことが出来ること。」

だと思います。
私のレッスン目標は、

①メルボルンのコーヒーの種類を全部知って一通り作ってみる!→

②ラテアートでハートを作れるようになる!→

③トライアルで最低限のラテアートが出来るようになる。→

④フラットホワイト、ラテ、カプチーノのミルクの違いを完全にマスターする!

という流れで進みましたが、自分のペースで目標を決めれることはとてもありがたかったです。

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Q5. 今働いている職場はどんなところですか?


少しシティから離れた場所にあるローカルカフェです。Axilという焙煎会社のスペシャルティコーヒーを使っています。

台湾人バリスタと私でコーヒーを作っています。毎日ご来店されるお客様もいらっしゃる地域の方に愛されているカフェだと思います。毎日同じクオリティのコーヒーを最高のサービスで提供できるように意識しています!

でも、英語がまだまだな私は、日本でできていたことなのに英語力不足のために出来ないことも多く、力不足だと実感しています。お客様の早いオーダーについていけなかったり、cookie とcokeを読み間違えて準備してしまったり。同じミスは二度としないようにして、英語ができない分、お皿洗いやお掃除など動きでカバーしています。早くお客様とたくさんの会話が自然にできるようになりたいです!

Q6. バリスタになりたい皆さんにアドバイスをお願いします!

バリスタ目線で見るメルボルンのコーヒー文化もまた、すごく楽しいです!
簡単な道ではないですが、keep going!!!

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店舗情報

Cafe: EST. 1906

79-81 Charles st, Seddon, Melbourne

Barista: Momoko Ando (Instagram: @momocafe9273  )


*** まとめ ***

英語力に自信がない方でも、熱意と忍耐そして積極性があれば仕事を掴む事は可能です。

日本でのカフェ勤務経験があればそれもプラスになります。

根気強く前に進んで行くとチャンスに巡り会う確率も上がり、トライアルにも自然と慣れていくので雇われやすくなると思います。

この記事がみなさんの仕事探しの助けになれると幸いです。

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