メルボルンで充実のバリスタ留学!・バリスタ体験談②⑧
バリスタ留学とは?
バリスタ留学とはその名のとおり、バリスタになるためのコースを海外で修了すること。
最近の日本でもコーヒーブームが高まっていますが、欧米圏のようにコーヒーを飲むことが毎日の習慣や文化として根付いはいないですよね。コーヒーの聖地とよばれる、メルボルン。コーヒー文化が盛んな本場の国で学ぶことで、バリスタのスペシャリストを目指せます。
コーヒーが大好きで毎日飲む方や、バリスタになりたい方はもちろん、英語を学ぶだけではなく、専門的なスキル、実践的なスキルを身に付けたいという方、海外で新しいことにチャレンジしてみたいという方にも人気です。
今回は、バリスタ経験が全くない初心者が、なんと!たった2週間で海外で仕事を掴んだ熱意と努力のストーリーをお送りします。
彼女の想いや、行動力、情熱を感じてもらえたら嬉しいです。
【自己紹介】
はじめまして、るみです。
2020年の1月末にワーホリでオーストラリアに来ました。
それまでは日本でシステムエンジニアとして5年間働いていました。
旅行が好きで海外での生活に興味があったこと、日本での生活が自分に合っていないと思い、人生を変えるきっかけにしたいとオーストラリアに行くことを決めました。
【バリスタになるまでの経緯】
レストランやカフェ等のローカルな仕事をすることを目標の1つとし渡航しました。
しかし、コロナが流行し始め、ビザを延ばすためにファームの仕事へ。それから2年ほどファームの仕事を転々としながら生活していました。
オーストラリア生活が残り1年をきったころ、そろそろ当初の目標であったローカルの仕事に挑戦したいと漠然と思い始めたものの、ホスピタリティの仕事をしたことが一切なく、何に手を付けようか悩んでいました。ウエイトレスはあまり惹かれないし、キッチンハンドもそこまで。バリスタは興味あるけど未経験だから自分にはできないし…。
そんな中、タスマニアを旅行しているとき、バリスタとして働く友達のもとを訪れる機会がありました。彼女の働きぶりを見て、バリスタかっこいいなぁと憧れを抱きました。
タスマニアから本土に戻る帰りの船の中で、興味本位で「バリスタ・メルボルン・学校」で検索し、見つけたのがみどりさんのSouth of Japan Coffee Class。初心者でも1か月間でバリスタの仕事をゲットできると知り、これだと思いました。すぐに連絡をとり、2日後にはコーヒーを作りはじめました。
これまではカフェの前を通るたびに、「あ~、コーヒーのいい匂いがする。こんなところで働いている人はすごいなぁ」とただただ憧れを抱くだけでした。
そんな私の背中を押したのは、『1000回の憧れより、たった一度の挑戦のほうがずっと価値がある』という言葉。ダメでもいいからとにかくやってみようという気持ちと、みどりさんについていけば大丈夫という前向きな気持ちを抱き行動した結果、はじめてマシーンを触ってから2週間後には仕事をゲットしバリスタになることができました。
【メルボルンで働いていいた職場はどんなところですか】
わたしは2つの職場で働いていました。
1つはCBD内にあるメルボルンで有名なチェーン店、Axil Coffee Roastersです。(写真で紹介しているカフェ)
私の店舗はオフィスビルの中にあり、主な客層はビジネスマン。常に忙しく、特に朝のピーク時は大勢のお客さんが列をなし、ハイペースな環境でした。幸運なことに、全くタイプの違うカフェで働くことができ、経験も学びも2倍となりました。
もう1つはBrighton Beachにあるベーカリーカフェ、Lou&Co.です。ここは家族経営で営む小さなカフェで、土日にオーナーとわたしの2人で働いていました。客層は地元の常連客が多いですが、観光客も多くみられました。
【今までにコーヒーの経験はありましたか】
全くありません。コーヒーを飲むことは好きでしたが、ラテとフラットホワイトの違いすらも知りませんでした。
【メルボルンを選んだ理由は何ですか】
場所にはこだわっていませんでした。たまたまバリスタになりたいと思った時に居た場所がメルボルンだったので、必然的にメルボルンとなりました。
【受講されたバリスタコースの特徴や感想】
私はバリスタ集中コースを受講しました。
このコースは初心者でも1からバリスタになるために必要な知識・技術・マインドが提供されています。コーヒーの知識はオンラインで、一杯のコーヒーを作るまでの技術はマシーンを独り占めして学ぶことができます。
このコースは、1か月以内でバリスタの仕事をゲットできるまでの道筋が明確に示されていて、それに沿って行動していけば必ず結果がでます。また、受講期間中には自主練が設けられていて、トライアルに向けて練習できる環境があるのが本当に良かったです。
この機会に、不安なことや疑問点などを相談して、トライアルを受けて、また相談して、というのを繰り返していました。
初心者がバリスタになるというのは、ものすごくハードルが高くて、3か月とか半年とかかかるような長い道のりだと思っていましたが、短期間で成し遂げることができるのがこのコースの最大の魅力だと思います。
【いろいろな学校がある中で当スクールでコーヒーを習おうと決めたきっかけは何ですか】
正直、他の学校は一切見ませんでした。コーヒースクールを検索して最初に見つけたのがみどりさんで、その内容からここしかないとインスピレーションを受けたので、ここ一択でした。
【バリスタ集中コースを受講された経験から学んで今に繋がっていることを教えてください】
コーヒーの基礎知識はもちろん今につながっています。何よりも仕事をゲットするときのマインドが大きな学びと経験になりました。
自分の性格上、臆病で心配性なため、なんでも自分で納得するまで準備をしないと前に進めない癖がありました。しかし、コース受講中はみどりさんから「どんどんトライアルを受け始めて」と言われました。でも当時の私は、正直まだ2日くらいしかマシーンに触ったことないし、ラテアートもできないし、英語も不安でした。
今までの自分なら、いやいや時期尚早だろうと躊躇して、こんなにすぐにトライアルを受け始めなかったと思います。
今思うと、完璧なんてないし、やったもん勝ちみたいな感じですが、当時の自分には不安定な環境に飛び込むことがすごくストレスで本当に大変でした。
しかし、やるしかないという環境に背中を押してもらったおかげで、新たな自分を見出すことができたと思います。
もちろんトライアルに受かって仕事をし始めた後が一番大変でした。経験豊富なバリスタの中で対等にコーヒーなんて作れるはずもなく。
何が何か分からず、ジャグをベトベトにしながら、ひたすらミルクをスチームしたり。自分がボトルネックとなり、すでにエスプレッソだけが入ったカップが永遠と並んだときは泣きそうでした。自分のことに精一杯で同僚ともうまくコミュニケーションがとれず、毎朝出勤するのが億劫でした。
このカフェは自分にはレベルが高すぎる、いつ辞めようかと次のカフェを探すべく求人をひたすら眺めてみたり。それでも、あきらめずに続けていくと、少しずつ出来ることが増えていき、少しずつチームの中に溶け込んでいきました。
忙しいピーク時を一緒に捌いていく感覚がとても楽しくなり、気づけばマイナスだった感情がなくなり働くことが楽しいと思えるように。そこまで自分を変化させることができたことに自分自身すごくうれしくて、本当にいい経験ができました。
【バリスタになりたい皆さんにアドバイスをお願いします。】
最初はだれでも初心者。
一歩踏み出さない限り前には進めないです。その一歩がとてつもなく大変で不安で心が押しつぶされそうなときもありますが、少しずつ少しずつ自分の描く理想の姿まで歩みを進めてくれます。
自分のコンフォートゾーンから出ることは本当にエネルギーが必要ですが、その分、成長度合いは計り知れないです。わたしはバリスタに挑戦しようと決めたとき、自分の人生にわくわくしました。
自分のやりたいことに向かって、道を切り開いていくことは、本当に意義のあることだと思うし、人生に彩りを与えてくれます。たとえ失敗しても、その失敗も次への一歩につながるので、とにかく動いてみることが本当に大事なことだと思います。
Cafe1: Axil Coffee Roasters
Adress: 565 Bourke St, Melbourne VIC 3000
Cafe2: Lou & Co.
Addres: 5 South Rd, Brighton VIC 3186
Barista: Rumi
講師兼インタビュアーみどりの独り言
正直、初心者がバリスタになるというのは、実はものすごくハードルが高くて、3か月や半年くらいかかってやっと仕事が見つかる方がザラです。
そのハードルを短期間で超えることができるのがこのコースの最大の魅力です。
るみさんは、それぞれの段階での課題に真摯に向き合ってきたからこそ、今があると思います。
もちろん、コースを受講したから卒業までには自動的に見つかるというような甘いものではありません。それに見合った努力と行動が不可欠です。
そして、課題満載のコースのカリキュラムに沿って信じてついてきてくれることも大切だと感じてます。
初心者だと右も左も分からない状態で不安が大きいと思いますが、当スクールがバリスタになるまでの道のりの道しるべになれたら幸いです。
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