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英語ができなくてもバリスタになれた!・バリスタ体験談③⓪

こんにちは!メルボルンのバリスタスクール、South of Japan Coffee Classのみどりです。

メルボルンでバリスタになるためには、高い英語力がないといけない、と思っていませんか?

今日ご紹介するかなえさんは、英語力は高くはないものの、見事バリスタデビューされています。

バリスタに高い英語力がなくてもなれた秘密はなんだったのでしょうか?

この記事では、英語ができなくてもバリスタになれた経緯と方法を、体験談も交えて紹介していきます!

 

Q1.   自己紹介をお願いします。

名前:かなえ

好きなこと:ソフトボールと旅行。カフェとベーカリー巡り。

海外経験:なし。1人で飛行機乗るのも初めての状態で、メルボルンに来ました。

英語力:エレメンタリーで入学、エレメンタリーで卒業。メルボルンの語学学校に1ヶ月通いました。

(補足:エレメンタリーというのは、日本語で『初等』の意。レベル分けで言うと、幼稚園くらいです。)

I like〜 I went to 〜等、本当にベーシックな英語しか話せず、リスニング力も全然ありません。How muchとHow manyの違いをメルボルンの語学学校で知った。というレベルです。(笑)

 

Q2. バリスタになるまでの経緯。


Facebookの投稿を見て、メールアドレスにレジュメとCVを送り、トライアルに進みました。

実は、この4日前には採用されていたカフェを1日でクビに。

(ラテを数回、カプチーノの泡の量にしてしまったからだと思います。)

さらに前日に受けた別のカフェのトライアルで、「コーヒーを作る前に英語を上達させるべき。」と言われかなり落ち込みんでいました。

現在働いているカフェは、私の英語力のことを話した上でトライアルを受けました。

英語力を伝えるとIt’s ok!との返事。トライアル終了後もYou can practice hereと言ってくれました。(泣)

しかし、トライアル当日はオーナーが言うことの半分も分かりません。

とりあえず次の日も来てと言われたことだけ分かり、「忙しくなく力量が分からなかったから、明日もう一度トライアルなのかな?」と思っていました。(それくらい低レベルな英語力でした。)

すると、次の日に契約書を書き、来週はこの曜日に来てねと言われ、あれ?採用されたのかな?という感じで、10月末で働いて2ヶ月になります。週5勤務で働いています。

日本人0のカフェでしたが働いて2ヶ月にして最近私より英語が話せる日本人の方が1人来られ、少し安心しました。

Q3. 英語力が高くない状態でも仕事を掴めた勝因は何だと思いますか?

周りを見て動いて、助けになることかなと思います。

日本にいたころから、周りをよく見て他の人は何をして欲しいか、今何を欲しいか考えながら動くことを意識して働いてきました。

今のカフェのオーナーもかなり視線や動きを見る方。見られている視線を感じながら常に先のことを考えて動く、を意識しました。実際その動きに対してオーナーが感心したようにうなずく様子を見ることも。

私のようにかなり低い英語力でも仕事を得られたのは、そのお店にとって必要かどうか動きで分かってもらえたからなのでは?と思っています。

オーナーがかなり優しかったのと、タイミングと運もあると思います。英語は困らない程度に習得しておくことをおすすめします(笑)

Q4. 今までにコーヒーの経験はありましたか?

1年10ヶ月ほど日本のチェーンのカフェで働きました。タンピングやスチームミルクも自分でするカフェでしたが、
メルボルンのコーヒーとは作り方や泡の量の差などがあまりにも違いました。ミルクの2杯どりやグラインダーの調整、マシーンの閉め方等。やったことないことが多かったです。

役立ったのは、カフェでの動き方や基本的なミルクスチームの仕方(泡が入りすぎてしまったと分かること等)くらいかなと思います。

Q5.  メルボルンで働いてる職場はどんなところですか?経歴があればそれも。

2021年9月にオープンした比較的新しいカフェで、お店のトースト・ペストリーや焼き菓子はオーナーが作っています。

お客さんはご近所さんや常連さんがほとんどで、名前で呼ぶなどフレンドリーなカフェです。

Q6. 受講されたバリスタコースの特徴や感想は?

バリスタ集中コースを受けました。

バリスタ経験は日本でありましたが、前述した通り作り方が全く違ったり、2杯どりが当たり前であるなど出来ないことが多く、コースを受けて本当に良かったです。

日本語で教えてもらえること。最大で2*という少人数でマシーンが触り放題ということ。メルボルンの一般的な語学学校のバリスタコースに行ける英語レベルではなかったので、この2点だけでもかなりありがたかったです。

さらには、みどりさんは焙煎士もされているので、コーヒーについて詳しく教えていただけたのも嬉しかったです。

* 現在(2023年3月の時点で)は集中コース3日目まで3名の場合もあるが、2名の時とレッスンのクオリティは変わらない。

Q7.    色んな学校がある中、South of Japan Coffee Classでコーヒーを習おうと決めたきっかけは何ですか?

みどりさんのことはインスタで知りました。カフェで働いてきたのでバリスタ集中コースに通う必要はないかなと思いましたが、自分のバリスタスキルに自信がなく、

少人数で日本語で教えてもらえることと就職サポートがあるということで、受講を決心。
一から丁寧に教えてもらえるので、もし経験があっても受講をおすすめします!

Q8.  バリスタ集中コースを受講された経験から学んで今に繋がっている事を教えて下さい。

全部です!今もスチームをしながら、「このくらいの泡でいいんじゃない!?」と言葉がよぎり、泡を入れる量をストップしたり、
ミルクの温度もコースで学んだことを毎回考えてスチームしています。

それくらい繰り返し繰り返し練習ができたことが今もずっと繋がっています

Q9.  バリスタになりたい皆さんにアドバイスをお願いします!

諦めなければメルボルンでバリスタになれます!
私の英語力でも、日本人0のカフェで働けました。それは、クビになっても、コーヒー作る以前に英語力が必要と言われて落ち込んでも諦めなかったから今がある。と思っています!

メルボルンのお客さんはこだわりオーダーが多くてバリスタはとても楽しいです!
一緒にバリスタ楽しみましょう!きっと良い経験になります!^^

みどりの独り言

エレメンタリーレベルの英語力(幼稚園児くらいの能力)でも、実際にバリスタとして仕事を見つけることは可能だということを実証してくれたかなえちゃん。

「英語ができない、コーヒーの経験がないという理由でバリスタを諦めるのはまだ早いのかもしれない?」
と、背中を押してくれるような体験談だと個人的に感じました。

極論、一番大切なのは英語力でもなく、バリスタスキルでもない。

あなたがどれだけバリスタになりたい想いが強いのか。

これに尽きると思います。
なぜなら、それが本当にやりたいことで、情熱や熱意があれば、どんなことがあっても諦めずにその目的が叶うまで行動を続けることができるから

それに対して、能力があってもやる気がない人であれば行動するまでに及ばず、思っている希望が現実化しないです。それを体現してくれたと感じました。

今、英語やバリスタの経験がない人たちにこの体験談が行動や、決心するための何かのきっかけになれたら幸いです。

South of Japan Coffee Class代表
MiDORI

 

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