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カフェで雇われやすい人・バリスタ体験談②②

カフェで雇われやすい人には特徴があります!

カフェ側から重宝される人はどんな人なのか?

 

今回の記事は、今後、メルボルンでバリスタを目指す方にとって参考になるはず。

 

意思をしっかり持っていて、何事にも真剣に取り組む姿勢の美樹ちゃん。

そんな彼女がメルボルンのスペシャルティコーヒーを扱う人気カフェで働けるようになるまでの濃厚なストーリー。

根掘り葉掘り聞いちゃいました!

あなたのこれからの一歩に繋がりますように願ってます♪

 

Q1.   自己紹介をお願いします。

みなさん初めまして、美樹と申します。

2019年にギリホリでオーストラリアに来ました。

 

大学で英語専攻だったにも関わらず、建設会社に就職をし全く英語を使えていない後悔から、離職後まずはカナダのトロントへワーホリに行きました。

それ以前からコーヒーに親しみはあったものの、このトロント経験がなければ、バリスタになりたいとまで思う事はなかったかと思います。

 

割とヨーロッパは1人旅しています。

死ぬまでにやり遂げたい事を、確実に実行していく事が趣味です。

 

 

Q2.メルボルンを選んだ理由は何ですか?

カナダワーホリを経てバリスタになりたいと思っていましたが昔から思い入れのあるイギリスも諦めきれず。

ただ抽選に落ち続けていたので断念し、英語圏でコーヒー文化が盛んなメルボルンに決めました。

弟が先にシドニーにワーホリに来ていて、色々話も聞いていて予備知識もあったので。

バリスタになるなら、オーストラリアでは絶対メルボルンと思っていました。

 

 

Q3.色んな学校がある中、South of Japan Coffee Classでコーヒーを習おうと決めたきっかけは何ですか?

英語にはある程度自信はありましたが、バリスタ技術に関しては全くの素人でした。

仕事を得る為の確実な近道を考えた時に、専門用語もわからないまま英語で習って相違があるままよりも、確実に理解のできる母国語で習い、早く仕事を見つけたいと思っていたからです。

また、当時は立地も割と近く通いやすかったという点もあります。

 

 

Q4.今までにコーヒーの経験はありましたか?

全くの未経験でした。日本にいる際に、スターバックスの既に挽かれた豆で何のレシピもなしにPour Overをするぐらいでした。好きだけれど無知状態です。

 

 

 

Q5. バリスタになるまでの経緯。

Facebookのバリスタユニオンで仕事を探している旨投稿したら、すぐに連絡が来てレッスン最終日直前に決まりました。

未経験の私が仕事をゲットできた理由は、オーナーが求める人物像が、下手でも良いから素直で自分が育てあげれる人、だったからです(笑)

彼は彼なりのプライドがあり、コーヒーを知っている人に口を出されたりしたくないと考えている人でした。

ですので、何も知らない私の方が素直に学ぶだろうという考えだったと思います。需要と供給が見事にマッチした稀な例ですね。

現在の勤務地は、レジュメ配り2日目で運良くトライアルをゲットしました。

前勤務地がほとんどTake awayのみだったので、ラテアートには自信がなくその旨もオーナーに伝えました。

他にもトライアルの方は居たみたいですが、スピード命の勤務地で1年働いただけあって、俊敏さが買われたんだと思っています。

 

 

Q6.コーヒークラスを受けた感想は?

私は初心者バリスタマンツーマンコースを受けました。

(このコースは旧コースです。現在は、更にクオリティが上がった「2日間集中バリスタコース」をご用意しています。)

 

基礎からしっかり、且つ本人が重点的に学びたい事を汲み取ってくれるので、自分なりのペースで学べてとても良かったです。

全くの未経験だと作業の流れもわからないので、トライアルも恐怖でしたが、その対策もしてくれるので安心です。

 

バリスタの基礎知識、コーヒーの知識が学べるのは大前提として、生徒同士のコミュニティが出来上がっていて、そこからバリスタ同士の繋がりが持てるのは、とても大きいことだと思います。

友達も居ない状態で異国に来る人は特に、目指していることが同じ仲間が出来るのはとても心強いはずです。

そこからの繋がりでカッピングなどのイベントに参加したり、仕事を紹介してもらったりする可能性もあるかと思います。

刺激し合える仲間が見つけられるのはとても素晴らしいことですよね!

 

 

Q7.    今働いている職場はどんなところですか?

FitzroyPreston MarketにあるSpeciality coffee1本に絞ったStrangeBrewというカフェです。

私は主にFitzroyストアで働いています。オーナーが焙煎もしているので、Contraband coffee tradersというオリジナルの豆を使用しています。

ジュースやキッチンメニューはなく、毎日新鮮なペイストリーとサンドウィッチが送られてくるタイプなので、コーヒーだけに集中できるとても良い環境です。

お客様も常連の方が多く、名前を覚えていてくれる人もたくさん居ます。

常に一緒に働いてる相棒がカスタマーサービスの鏡のような人で、彼と話したいから来る常連さんも居るような、そんなアットホームな素敵なカフェです。

 

 

Q8. バリスタの仕事に活かせている今までの経験を教えて下さい。

これはどんな仕事もそうだと思いますが、効率の良さは非常に重要だと思います。

SpecialityCoffeeを扱う際は色々と制約もありますが、それをいかにスピード良くこなしてお客様に提供できるかは、こちらの腕にかかっています。

コーヒーを買い求めに来る方は様々です。待てるお客様もいますが、待てない人も居ます。(特に早朝)美味しい物を作るのは前提として、且つスピードが伴った方が採用もされやすいです。

この点、私は何事も効率命人間で生きてきたので、この仕事にも活かせていると思っています。

 

 

Q9. お客さんとの関係、コミュニケーションの大切さについて感じることは?

私はロックダウンが始まる1週間前から働き始めたので、特にコロナ禍の中、お客様との強い繋がりを感じることが出来たと思います。

ローカルをサポートしようと1日に何度もコーヒーを買いに来てくれる人、WFH(ワークフロムホームと言って、自宅で仕事をする状態の事)をしていて休憩でコーヒーを買いに来てくれる人、今日の仕事はどうだとか、早くロックダウン終わってほしいねとか。

そんなたわいもない話を家族以外の人とできる事は、恐らくお客様にとってもかなり息抜きになっていたと思います。

 

ロックダウンが終わってオフィスに戻るようになり、また通い始めてくれたお客様とは、久しぶり!3ヶ月元気にしてた?なんて、友人と会うような会話をしたりしてました。

 

ローカルのお客様が多いので、常連同士で仲良くお話ししてる場面も時に見受けられ、とても微笑ましい光景です。

たかがカフェかもしれませんが、コーヒーを提供すること以上の価値をこのお店では大切にしていると思いますし、ホスピタリティ精神がいかに大切かをたくさん学ぶことができました。

 

 

Q10. バリスタになりたい皆さんにアドバイスをお願いします!

私は生まれつき乳製品アレルギーを持っています。ミルクが全く飲めません。なのでそんな自分でもバリスタになれるかどうか不安でした。

 

しかしいざバリスタなってみると、スチーム後のミルクを見るだけで、このミルクが美味しいのか否かはわかるようになります。

 

手先がかなり不器用なので、未だにラテアートに苦戦していますが(これは努力が足りないのですが。)多少のハンデがある私のような方でも、行動力次第で夢は叶います。

みなさん、会社辞めてまでオーストラリアに来るという決断が出来たんですから、やりたいと思った事はやれるうちにやってください!!!!

 

特に昨今はコロナの状況で、やりたくてもできない人がたくさん居ると思います。

同時に、何か起きてからでは遅いんだと気付いた人も居ると思います。

生きてるうちにできる事を、且つやりたい事を、後悔しないようにやりましょう!!

 


Cafe: Strange Brew

Address: 180, State Route 45, Fitzroy VIC 3065

Barista: Miki


 

 

MiDORIの呟き》

 

雇われやすい人。

その特徴は、「ホスピタリティ精神」に溢れる人。そして、「効率的」に動ける人

 

 

メルボルンで美味しいと言われるコーヒーを提供しているカフェで、美樹ちゃんがこんなにも活躍できているのには理由があります。

 

「ホスピタリティ精神」は、お客様への思いやり。それを、言葉にして、行動にして表す事ができる人は、どこからも重宝されます。ぜひ、日頃から意識してみて下さいね。

「効率的」は、実際に働く上で欠かせない事ですね。お店が回らないことには、話にならない訳です。初心者でよく陥りやすい事ですが、経験が一切ないのに、職探しをするカフェを絞りすぎる事。そうすると、就職の確率が急激に下がります。そして、諦めてしまう状況になってしまうことも。

私がいつも言うのは、経験を積む為にどこでもいいからマシンがあるところでまずは、マシンを触る事に少しづつでもいいから慣れる事。マシンを頻繁に触れなくても、最低でもオーダーの取り方に慣れたり、雰囲気に慣れて、度胸がついていくものです。

なので、まずは働く機会を掴みましょう!そして、効率的に動けるようになる為に、場数を踏んで、ステップアップしていくのが現実的だと感じています。

もちろん、例外もありますが、参考になれば幸いです。

 

 

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